05. 最後に

抽象的な話になりますが、最後に少し書かせて頂きます。 この世の中は、もともと、何かによって分けられているものではありません。 しかし、人々が、様々な経験をしながら過ごす中で、色々な観点で、いろいろな部分に分割されていきます。 色々と分割したところで、もともと一つのものなのですから、分割されたどちらか一方を見たところで、何の意味もありません。 もし、見るとしたら、それそれを分割する『分割する線(こだわり)』を見て、もともと一つのものを分割してみてしまう自分自身の理由に気付き、そこから解放されようとするのが、正しい方向なのです。
反面教師という言葉がありますが、一般的な意味の反面教師として対処しようとしても、『分割する線』の反対側を見ているに過ぎず、反面教師としていた相手から、『分割する線』を確実に引き継いでしまいます。 「なりたくない」と思っていた性格になってしまうことがあるのは、そういう理由なのです。 「根本的に変な人は居ない」と信じています。誰もが、その本質は、素朴な心の持ち主だと信じています。 しかし、様々な経験によって、本人や回りの人が苦しむ状況が生み出されていくのです。 日本を、お互いを理解し合えるより良い社会をもつ国へと変えていくためには、漠然と社会を変えようとしたり、社会的な個別の課題を解決しようとするのではなく、「家庭のコミュニケーションを正しく機能させる」という目的をもって、社会側からサポートしていくことが必要なのです。
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