所詮、人の解釈

例1:風邪

例えば、風邪に掛かって熱が出たとします。 以前の私は、熱が出ると体がしんどくなるので、風を引いたときにでる『熱』こそが悪者だと考えていました。 だから、体を熱からのダメージから守ることこそが最善の対処だと考えていました。 でも、いろいろと情報が増えてくると、どうやらそのような理解は間違いであるということが分かってきました。 体の免疫システムは、体をむしばもうとするバイ菌やウイルスを撃退するために、意図的に熱を上げているようなのです。 つまり、免疫機能が働かなければ、体温が上昇しないので、バイ菌やウイルスを撃退することが出来ず、体がむしばまれ続けてしまうということです。 だから、医師は、解熱剤を出すときは、バイ菌やウイルスを退治するための薬(抗生剤など)も一緒に処方するのです。 これを知ると、バイ菌やウイルスを退治するための薬を飲まずに、解熱剤だけを飲んでいると、恐らく、体は、熱から受けるよりももっと深刻で致命的なダメージをバイ菌やウイルスから受けてしまうだろうということが想像できます。 熱の出始めと、熱が下がり始めたときの体の感覚を思い出してみて下さい。 同じ37度でも、熱の出始めは、ゾクゾクとした寒気を感じて、布団にもぐり込み暖かくしたくなりますが、熱が下がり始めて37度になった時には、暑くて布団をめくってしまいませんか? これは、人は、体に備わっている仕組みによって、 ■熱の出はじめは、目標とする温度まで、効率的に体温を上げられるような行動をとらされる ■熱が不要になれば、体温が、効率的に平熱まで下がるような行動をとらされる と解釈することができます。

例2:凍傷

別の例です。 以前、私は、『凍傷』は寒いところでいると、体が冷たさにやられてしまって起こるものだと理解していました。 でも、2~3年前にディスカバリーチャンネルでやっていたエベレスト登頂の特集番組を見て、その理解が間違っていたことを知りました。 簡単に書くと、「体が寒さや低酸素などによる危険を察知したとき、生命を維持するために最も重要な部分を守るために、体中の血液をその大切な部分に集中させるために起こる状態」ということです。 つまり、『凍傷になる』のではなく『体の仕組みが自らを間守るために自発的に反応した結果』であり、極端な言い方をすれば『生命を守るために自らが凍傷にする』ということができるようです。 『枯れる』という流れも似たようなところがあります。 その番組を見た後、ベランダの植物が枯れていく様子を数日間観察することがあったのですが、『枯れる』というよりは、大切ではない部分から『自分で枯らしている』ということが理解できました。

結論

長々と書きましたが、何が言いたいのかというと、 私たちの理解には、まだまだ正しくない解釈が紛れ込んでいる可能性があることを知り、世間の常識を鵜呑みにするのではなく、自分でしっかりと考えることが大事だということです。 そして、その症状ばかりを悪者扱いしないで、 ■その症状は、その症状を起こしている生命のどの部分を何から守ろうとしているの? ということを理解しようとしなければ、本当の解決には至らないのです。 心のことも同じです。 世間の常識から離れて、その意味を、自分の頭で考えてみませんか? 当サイト、及び、関連サイトでは、それそれの人が、自分の頭で考えるために、参考になるような情報を発信できるように努めています。
このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサード リンク

関連コンテンツ