09-05. 奇跡のシステム

心理カウンセリング・催眠療法の受付

経済至上主義の中で生きている私たちは、この世に生を受けた子供を、その子を産んだ親の所有物と考えているところがあります。

しかし、私たちが、意図してその子供に心を宿している訳ではありません。

我々人間にそんなことはできないのです。

遺伝子操作の技術が発達しても、クローン技術が発達しても・・・。

そうやって、人の意思で肉体的な個体を作り出すきっかけを操作出来たとしても、そこに心を宿すことはできません。

そこに、心が宿るのです。

もしかしたら、そこには心は宿らない恐れだってあるのです!

きっと、いくら科学が発達したとしても、それを意図して行うのは不可能なことでしょう。

私たち人間は(人間に限らず生物全般に言えるのかもしれませんが・・・)、私たちには手の出すことのできない『心を生み出す奇跡のシステム』の排出口を担うため、そして、その奇跡のシステムが存在する証として、この世に存在しているのです。

このように考えてみると、子供は親の所有物と考えないとらえ方もイメージできると思います。

もちろん、これまで通り親が育てることもありですし、ご近所さんが育てることもありですし、地域で育てるのもありなのだと思います。

大切なのは、『奇跡のシステムから、そのシステムが存在する証である子供を、成長するまでの間だけ預かっている』ということを理解出来るかどうかなのです。

最後に、20年近く前の私が苦しみのどん底だった頃に浮かんだ『奇跡のシステム』に関する文章を紹介しておきます。

奇跡のシステム
宇宙が生じたのは奇跡だ 地球が生じたのは奇跡だ
生命(いのち)が生じたのは奇跡だ
人間が生じたのは奇跡だ 「こころ」が生じたのは奇跡だ
そして、自分が生じたのは奇跡だ
奇跡的に重なった、この偶然 二度と起こらぬかも知れない、この奇跡
この奇跡のシステムを、 しかるべく生じた欲望が打ち砕く
再び自分を作り出してくれるかも知れぬ、この奇跡を
宇宙が滅びるまでの、この限られた奇跡を
真実は、守られるべきものなのかも知れない
おのれを捨てて 必死の形相で
叫び わめき、 泣きじゃくりながら
死にものぐるいで 自分を殺してでも ・・・・・・・・
しかし、人は決して真実と向き合おうとしない
ただ、こう思うことさえ、ただの愚かな妄想に過ぎないのかもしれない
宇宙の滅びは、もっと大きな奇跡に包まれているのであろうから…

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