心理カウンセリングの目的は、「つらい過去」をカウンセラーに暴露することではない
催眠療法(ヒプノセラピー)FAQ
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カウンセリングルームに、多くお寄せいただく催眠療法(ヒプノセラピー)に関するご質問を集めてみました。
Q.催眠状態って?
- Q催眠状態って?
- A
催眠状態は特殊なものではなく、日常の生活にもある状態です。
例えば、
- 映画や本に没頭している
- 将来を想像している
- 思い出に浸っている
- ウトウトしている
といった状態です。
Q.催眠療法中、意識はあるの?
- Q催眠療法中、意識はあるの?
- A
意識がなくなるような事はありません。
Q.催眠療法を途中で止めたくなったら?
- Q催眠療法を途中で止めたくなったら?
- A
次に、目を開けて大きく伸びをしたり、立ち上がって歩いたりすれば、自力で催眠状態から抜け出すことが出来ます。
ただ、少しの間、ボーっとしたり、頭痛を感じたりすることがあります(時間がたてば大丈夫になります)ので、カウンセラーを信用しているなら、無理に催眠から抜け出そうとしない方が良いでしょう。
Q.催眠療法中の記憶はあるの?
- Q催眠療法中の記憶はあるの?
- A
意識はなくなりませんから、当然、催眠療法中のことは、催眠から覚めた後も覚えています。
Q.催眠療法では言いたくない事まで話させられてしまうの?
- Q催眠療法では言いたくない事まで話させられてしまうの?
- A
そのようなことはありません。
催眠状態においても、意識はあります。
そして、自分の意識で、自分の行動や言動はコントロールできるのです。
ですから、カウンセラーが信頼できないと、催眠状態になったからといって、普段と何も変わらず、心の理解は深まらないかもしれません。
たぶん、信頼できないと感じるカウンセラーでは、催眠状態になることすらないだろうと考えています。
Q.じゃぁ~、なぜ、催眠状態にならなければならないの?
- Qじゃぁ~、なぜ、催眠状態にならなければならないの?
- A
ならなければならないというものではありません。
催眠状態には、次のような特徴があります。
- 「話したいけど話すことが難しい」、そんな「話したい」ことが話しやすくなるなる
- 自分の本当の気持ちに気付きやすくなる
- 抑えていた感情を表現しやすくなる
これらの特徴を、ご相談者が活用されたいかどうかというところがポイントになります。
Q.催眠療法中に目を開けても大丈夫?
- Q催眠療法中に目を開けても大丈夫?
- A
そして、また、何かを確かめたくなったら、また、目を開けて確かめて頂いたら良いと思います。
大切なことは、自分が安心する為に必要な事はきちんとやるということです。
Q.催眠療法中は黙っていなければならないの?
- Q催眠療法中は黙っていなければならないの?
- A
逆に、普通に話して頂かなければ困ってしまいます。
普段と同じように、話したいことを話して下さい。
また、催眠中に、例えば、トイレに行きたければ、「トイレに行きたい」と言って、トイレに行って頂いても大丈夫です。