自律訓練法

心理カウンセリング・催眠療法の受付

催眠(トランス)状態は、自律神経の働きを調整したり、心身ともにリラックスさせ、潜在能力を引き出したり、免疫力を高めたりする効果があるといわれています。

しかし、催眠は基本的に催眠をかける人を必要とします。

そこで考え出されたのが自律訓練法です。

催眠状態になると感じる共通の身体感覚を、一種の自己暗示で誘導することで、催眠と同じ効果を得ようとするものです。

心療内科などでも、薬以外の対処法ということで指導されることがあり、医学的にも効果は認められているようです。

背景公式 : 気持ちがゆったりとして落ち着いている
第1公式 : 両手両足が重たい
第2公式 : 両手両足が温かい
第3公式 : 心臓が静かに規則正しく打っている
第4公式 : 楽に呼吸をしている
第5公式 : お腹が温かい
第6公式 : 額が涼しい

この公式を日々の練習で身に着けると効果が期待されます。

ただ、マスターするまでに、数ヶ月必要といわれており、あせらず根気よく行うことが大切です。

【注意】
人によっては、行わないほうが良い公式があるので、指導者の指示に従って練習するようにしてください。
  例 
     第3公式は、心臓に問題のある人は行わない事が望ましい
     第4公式は、呼吸器に問題のある人は行わない事が望ましい
     第5公式は、消化器に問題のある人、妊婦は行わない事が望ましい
    ※この例は、あくまでも一例です。



【追記 2012/06/17】

自律訓練法には色々な説明がされていると思いますが、簡単に説明すると

  • 意識分散を利用したリラクゼーション

と理解していいと思います。

また、第1公式から第6公式まで順に説明されていますが、
自立訓練法を行うからそのような状態になるということではありません

人は、もともと

  1. 両手両足が重たい
  2. 両手両足が温かい
  3. 心臓が静かに規則正しく打っている
  4. 楽に呼吸をしている
  5. お腹が温かい
  6. 額が涼しい

などの感覚を感じているのです。

ただ、何かに意識が集中してしまっているので、
それらが気にならなくなっているだけなのです。

例えば、誰かに力を抜いてもらって、その人の腕を持ち上げてみて下さい。

結構な重たさを感じると思います。

私たちは、自分自身の体に対して、
そのようなことを感じることはあまりありませんが、
事実としては、そんな重たい体を操りながら暮らしているのです。

そんなもともとある感覚や事実を利用して、
意識を分散しリラックスした状態にしようとするのが自律訓練法です。

こう考えると、例えば、

  • 手の指を一本一本マッサージしたり、
  • 腕や肩をもんだり

ということも、自立訓練法と同じような効果があると考えられます。

これは、自分でやっても同じです。

ただ、他人にやってもらった方が、意思を働かせなくても良い分、
意識分散もしやすく、深いリラックスにもつながるように思います。

この説明は、マッサージや整体のたいていのホームページには、
「自律神経失調症に効果がある」と説明されていることにも合致します。

自律訓練法が難しようであれば、あまり考えすぎずに、手足のマッサージをしてみると良いと思います。

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